湘南ロードバイク日記

ラクして速く走る。それこそが。

楽に鍛えようとしたら全然楽じゃなかった Compexを使った電気的筋肉刺激トレーニング

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限られた時間の中でトレーニングしようとなると、やはりこういう商品が気になってしまいます。Compexは皮膚に電極パッドを貼って電気を流し、筋肉を収縮させて筋トレしようという機器です。そのときに流れる電流量がそのまま負荷になるわけですが、こいつはこの流せる電流量が大きくて、キツい負荷がかけられるというのが特徴です。医療機器なので、値段も通販の健康器具レベルをはるかに超えています。私はこのEnergyというタイプを4万で購入しました(ユーロが99円とかだったときのことです)。

大腿四頭筋・ふくらはぎがキツい!

Compexは一度に体の一部位しか鍛えることができません。なのでスクワットのように、一度に複数の筋肉群を鍛えるという使い方ができない。

ただ自転車用途ですと、大腿四頭筋と大腿二頭筋と大殿筋に対して使用すればOKです。

私は加えて、ふくらはぎもやるのですが、Compexを大腿四頭筋とふくらはぎ に使うとかなりキツイ。使用するプログラムメニューにもよるのですが、脚が攣る間隔を数十分延々と繰り返すようなものです。トレーニングではない、拷問です。

一方、大殿筋や大腿二頭筋、あと腹筋や背筋は結構な負荷をかけても十分耐えられます。筋肉の持久力があるからでしょうか。

Compexを使うならこのような大きな筋群を鍛えることが多くなると思います。

自転車に効くのか?

たしかに筋トレ効果はありますが、ロードレース自体がそれほど筋力依存のスポーツではないですし、ペダルを漕ぐとき脚の筋肉は伸びる・引張られるという動きをします。なのでCompexのような、筋肉を収縮して鍛えるものとは趣向が異なるような気がします。そして皮膚表面から電気を流すということは、体の深部にある筋肉には電気的負荷がかかりにくいはずです。どうしても体の表層にある筋肉ばかりに負荷がかかる。なので腸腰筋のようなロードレースで重要視されるインナーマッスルにも効きづらいのではないかと。

 

数々のCompexのインプレで、クールダウン目的を主としてCompexが使われているのはそういった理由があるのではないかなと思います。

 

使うならCompex ワイヤレスが絶対おすすめ

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COMPEX Wireless: your personal coach online

 

Compexの有線タイプはとにかく面倒くさい!トレーニング中に自由に動けないし、しまうときも絡まっていやだし。使うなら絶対に無線タイプをおすすめします。ただし国内では買えないと思うので、eBayやBike24などで購入することになると思います。買うなら値段・機能的に6.0というモデルでしょうか。なんだかんだ言いましたが、これすごい欲しいです。