湘南ロードバイク日記

ラクして速く走る。それこそが。

Switch Aero System:ロードバイクを一瞬でTTバイクポジションに変更可能なアジャスタブルDHバーシステム

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Switch Aero System: One Bike, Two Rides by Redshift Sports — Kickstarter

キックスターターにてredshift SPORTS社より、新たなDHバーシステムの登場です。

トライアスロンやロードのタイムトライアルはTTバイクが使えればいいのですが、よほど本気でない限りはロードバイクにDHバーをつけるのが一般的だと思います。だいたいProfileDesignのね。それでも、ロードでTTのポジションを実現するのは難しい、というか無理があります。

この"Switch Aero System"はアームレストの角度、幅、、前後位置、高さなどが調節可能なクイックリリース式のDHバーと、おもしろいのはサドル前後を一瞬でロード用とTT用にスイッチング可能なデュアルポジションシートポストから成るシステムです。

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DHバーがクイックリリース式なのがいいですね、ボルトで締め込むタイプは作業性が悪いわ意外と時間がかかるわ、セッティングしずらいわで面倒ですから。DHバーのハンドルクランプ径は25.4, 26.0, 31.8mmと標準的なハンドルバーに対応。

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DHバーポジションのセッティングが多彩すぎます。至れり尽くせりですね。エクステンションバーはアップグレードでアルミからカーボンに変更も可能。

 

Dual-Position seatpost

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これはDHバー抜きにしても気になります。前後可変のシートポストです。注目すべきはサドル座面の高さです。よく見比べるとサドルが前方に位置したときに、ちゃんとサドル高さが上がっています。サドル前後位置変更に伴う、サドル高さの調節が不要になっています。前後位置はバネでホールドされており、ポジション変更時以外が動かないようになっていて突然ズレるといったことがないよう安全に配慮されています。しかもそれでいて、なんと乗車中にサドル前後位置を自分で変更可能なようです。バイクから降りずにサドル前後位置変えられるとは、ロードレースでも何か使い道がありそうですね。シートポスト径は27.2,  31.6mmに対応なので、専用シートポスト付のフレームには当然ながら導入できません。

 

DHバーは125ドル、シートポストは125ドルで個別に販売されるようです。シートポストは気になるなぁー。