湘南ロードバイク日記

ラクして速く走る。それこそが。

Veloflex レコード クリンチャー ボロボロになりながらもついに逝く。140gなのによく頑張った!お疲れ様

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クリンチャータイヤとしては異常ともいえる軽量性を有するVeloflex Record clincher。重量140g(実測値)、TPI350、幅22mm。チューブと合わせてもクリンチャーの高性能タイヤの重量とほぼ同等。

ここ一発の決戦用タイヤという位置づけなので転がり抵抗はPro4、GP4000S2より上。決戦用なので寿命は短い、フロント2000km、リア1000kmと言われている。

お気に入りのタイヤで(ショップで4000円で購入)、フロント用によく使っていました。フロントホイールの軽さはヒルクライムでは重要ですし(フロントは駆動力が働かず、ただ転がっているだけですから極論存在感無い方がいい)、コーナリング時にはVeloflex特有のしなやかさが生きるためです。

4年間前から時々使ったような気がするんですが(走行距離不明5000km位?)、チューブなのにスローパンク2連続起こしたので、昨日ついにご臨終と判断しました。正直、ここまで粘るとは思いませんでしたのでビックリしています。常用十分可能です。

 

最終的にどんな姿になったのかというと、

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表面のゴムが剥がれています。この表層のゴムが非常に薄い、1mmないかも。

走行距離と共にこの剥がれる箇所が、タイヤ全周にかけて何個も現れるという感じです。

 

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これはタイヤの回転方向に対して、垂直に剥がれた箇所。最終的にこの垂直向きの剥がれは1箇所のみでした。

 

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ほとんどタイヤの中身見えちゃってるんですが、タイヤの裏からは穴が空いている箇所は目視では見つけられませんでした。

このような剥がれがタイヤ全周で合計24箇所発生しました。それでもパフォーマンス落ちることなく走れたのですから品質の高さに感服いたしました。ちなみにVeloflexのクリンチャーで他にコルサ、マスターも使用しましたが、断然このレコードをおすすめします。なぜなら、コルサ、マスターだと、なぜGP4000S2ではないのか?となり他社高性能タイヤより抜きん出た性能というわけではないからです。レコードは完全上位互換、至高です。強いて挙げればライバルはコンチのスーパーソニックでしょう。

 

またレコードを購入したい所ですが状況が変わってきました。まず、レコードを安く入手できなくなった。wiggleでも4000円売っていた時があったのですが、取り扱いを止めて、今国内通販で5500円〜6000円位。また昨今のホイールのワイドリム化により、25Cタイヤが台頭して、レコードのような22Cのタイヤが活かしにくいという理由もあります。只今、次期タイヤを模索中です。普段はスペシャのターボ使ってますけど。