ロードペダルは大転換期に入れるか!?2015年は新型ペダルが豊作だった
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2014〜2016年にかけて、ペダルにも大きな構造の転換期が訪れてくれるような予感がしてきました。
ようやく・・・ようやくこの時を待っていたんだ・・・。
特に今年度はこの3つのペダルが動き出しました。
- Cranktip pedal (写真上)
- Nicola pedal (写真左)
- 3ax pedal (写真右)
(3axは現在プリオーダー中で、今すぐにでも注文したいのですが、まだ日本からは無理なようです。2016年に期待)
ロードビンディングペダルは進歩がないと言えば失礼とは思いますが、新規参入が難しく、このようなユニークな商品がヒットしにくい状況のように思います。でもフィッティングする上でペダルは一番と言っていいほど重要な部品なのに(ウェア含めればシューズが一番重要だが)、それをほとんど大手3社のみ(しかも構造はほぼ同じ)からしか選べないというのは非常に不幸な環境だと思います。
次に優先するのがクランク周り、サドル・ハンドルなんかはその次という感じでしょうか。。。(そう考えると、パワータップのP1ペダルを購入するのはよしたほうがよさそうです)
奇抜なペダルは過去にもいくつか世に出ていますが、"常用できそう"な新型ペダルがこんなにも出現してくれるのは嬉しい限りです。
私は、現在使用している機材で、唯一ペダルのみがこだわりがなく、シマノのテキトーなものを暫定で使っています。そろそろこのペダルでなくては!というものに落ち着きたいのですが・・・
今注目しているのはこちら3ax ペダルです。
3ax: the clipless pedal reinvented by 3ax — Kickstarter
これが欲しいっす。
今年の5月にニュースになりましたが、そのときはNicolaペダルの方が注目度高かったのでスルーしていました。
cranktipペダルは前後にペダルが動く(わずかしか動かないので固定といってもいいかも)、Nicolaペダルは横に動く(Qファクターが可変、ただし動き方は固定)
この3axペダルは横に動くことができますが、さらに複雑です。ペダル軸に対して凹面状に動きます。ん?何を言っているんだ・・・。
なるほど、こうゆうことですね。踏面が足に対して垂直になるように追従できるということですね。1次元的な動きから、2次元まで拡張されました。
本家データで酸素消費量が何%減ったとかいうのは、楕円各社と同じで話半分どころか全く聞いていませんが、この動きは経験的にたしかに良さそうだと感じさせるものがあります。
このように足の自由度を確保したいライダーは結構いると思いますが(逆にガチガチに固定したい人もいるんだろうけど・・・) 私もそうです。しかし、現況のペダル構造ではそんなことできないので、苦肉の策として・・・フロート角が大きいのはもちろん、さらに動くように摩耗したクリートをずっと使い、さらにシューズは紐を閉めない、ちょっと大きいシューズを履くということをしていました。
これでペダリング中でも足が自由に動かせます、ビンディングである利点が全く無くなるけど!しかしこれが明らかにピッタリシューズを使うより速くなるから否定しようがありませんでした。
ということで、足の自由度が増えるこの 3axペダル は試してみる価値があると思ったわけです。クリスマスプレゼントにはなりませんでしたが、ゲット&インプレしたいですねぇ。