パンク修理キットはどこまで軽量・コンパクトにできるのか?みんな六角レンチを過剰に持ちすぎではないのか? →現在90g以下を実現
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現在の厳選したパンク修理キットです。
左から
・超軽量ポンプiPump
・ミシュランの超便利なタイヤレバー2本
・ホムセンの六角レンチ4mm, 5mmの2本
・プラケース内にタイヤパッチ、wippermanのコネックスリンク、コンタクトレンズ
ポンプは前回の通り、最軽量かつ充填力、使い勝手良しのもの。
タイヤレバーは3本は確実に要らないと思います。1本あればいいですが、もし他人のパンク修理をする時にタイヤが硬かったら、を想定して2本に。このミシュランのタイヤレバーは平べったいので、タイヤが簡単にめくれて、かつリムを傷つけない逸品なのですが、とうの昔に生産終了になってしまいました。(たしかその後ゼファールが同じものを販売していたような・・・)
プラケース内はブチルチューブも直せるようにパッチを。チューブは・・・要らない気がする。仲間と走ってたら誰か持ってるし、1人で走るならもっと装備持っていくし。コネックスリンク(KMCのあのやたら外れにくいクソ ミッシングリンクではありません、Wippermanのものです、何回も付け外しして使うのを想定できているやつ)は使わないけど、念のため。仲間がチェーン切れしたことが何度かあるため。コネクトピンも念のため忍ばせてあります(まぁ、携帯チェーン外しがないから意味ないけど、誰かが持っていることにしましょう)。コンタクトレンズは使ったことないけど、レンズなくして目見えなくて帰れなくなることないようにお守りとして。
六角レンチはたった2本もってれば充分
そして本題ですが、なぜ多くのローディが何本も六角レンチを携行しているのかが理解できません。家でも使うからなのでしょうか?それならホムセンでもっと長いレンチ一式買ったほうが安いし、作業しやすいはずですが。
人に依りますが、ロードバイクは基本2本の六角レンチがあればほとんどのパーツを分解できます。サイズは4mmと5mmです。もっと言えば、出先で5mmの出番もほぼないので、4mm1本あれば充分なはずなんです。
なぜレンチ2本で充分なのか実際に見てみましょう!
4mmレンチで分解できる箇所
まずブレーキシュー。
次に、ステムカバー。ちなみにステム内は空洞なので、ここに緊急用の諭吉一枚入れとくと心強いですよ。
ステム外し、私の場合ステムキャップも4mmでいけます。人によっては5mmが必要
シートポストクランプ
チェーンリングボルト。走行中に緩んだことはあります。11速時代のシマノクランクならここはトルクスレンチないと無理なので意味無いですが。
ボトルケージ
このように4mmだけで、ほとんど対応可能なことが分かります。
5mmレンチで分解できる箇所
ブラケットのクランプ。ここはちょっと重要かも、落車で曲がるようになってますからね。
サドルレール クランプ部。ここも人によるかもしれない。
リアディレイラー取り付け部。もし落車でハンガーひん曲がったらときのため。
ブレーキ取り付け部。落車でブレーキ位置ずれたとき用。ここは手で直るけど。
以上です。あと、次の2箇所あるのですが
・左クランクアーム クランプ部
・ペダル ネジ
クランクアームはシマノだったらクランクキャップないと外せないし、ボルト脱落しても余裕で走れる。ペダルはもっと巨大なレンチ必要なので携行できない。ちなみに、今年の富士国際、あざみラインで最大斜度のところで何故かペダル外れるという事故が起こりました。外れるはずはないのに、前日チェックしたのに。多分私が下手くそにトルクかけたからです。何とか工具なしで自力で付けられましたが、ネジがグラグラだったので、あざみラインを片足ペダリングで登らざるを得ませんでした。検車のメカニックで(脚の回転で締まるはずなのに)ペダルをやたら締める人がいるのは、それでもペダルが外れるときがないこともないからなのでしょうと実感しました。
装備重量は?
さて、このパンク修理キットの総重量は85gでした。
超軽量な六角レンチセット1個分位に相当するでしょう。
これ以上大きく重量削ることは難しいでしょうね。