湘南ロードバイク日記

ラクして速く走る。それこそが。

CrankTip ペダル インプレ このペダルを作ったのは誰だー!!

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皆さんはCranktipペダルというパーツをご存知だろうか?

こんな超超マイナーなインプレ記事にたどり着くぐらいの方たちだからもしかしたら多くの方が知っているのかもしれないが、インプレ記事が非常に少ないパーツであることは確かだ。特に日本では他にどなたが使っているのだろうか?今回はCranktipペダルを実際に買ってみたのでその紹介だ!

 

Cranktip pedal とは?

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簡単に言ってしまうと↑こんなビンディングペダルである。もちろん競技用だ。パッと見, ペダル位置が通常よりも下に, 前にオフセットしている, ゴツいアームがある。このアームはペダルストローク中にペダルが前後にスイングするためなのだが, 私はペダル位置がオフセットしていることだけに注目して購入したので, このスイングが効果があるのかを残念ながら理解していない。申し訳ない。本当に興味ある方は本家のサイトへ行っていただければと→

www.cranktip.com

Cranktipペダルは本年度2015年初めから展開し始めて, 私は数カ月前に本家サイトで購入したのだが日本円で5万位はかかったような・・・。今サイトを見たら400オーストラリアドルで34000円位?送料無料なのかな?何かかなりお安くなっているような気がする。

なぜ購入したのか?

 実はペダリングスキル向上とか効率向上とか全く興味なく, 単にこのペダルの形状がかのVISTAペダルを踏襲していたからです。ではVISTAペダルとは・・・

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Zeta Trading / Vista cycle(ヴィスタ)

 このVista MAGIC-Xペダルのこと。数年前このペダルを使っていたときは平地走行に限りおそろしく調子のいい状態が続いていました。とにかくペダリングに気を使わなくていい感じが良かったです。それでいてスピードがぐんと出る。しかしこのVistaペダル, とにかく造りが粗かった。自分でペダルやクリート(金属のクリートを使う)を切削したり接着したり・・・。クリートが外れない時も頻繁にありました。それでも使い続けたいと思える代物だったのですが, とうとう直せないレベルで壊れてしまったので諦めました。以来このペダルのようにペダル軸が下に前にオフセットして, かつ安全に使用できるペダルが世に出ないか待ち望んでいたわけです。それがCranktipペダルでした。

オープン!

まぁさっさと実物を見てみましょう!注文して数日と割と早く送ってくれた気がします。

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 おーん, 東海道線カラー!

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 こんな内容です。もちろんクリートは付いてきますが, 私は念のため予備のクリート1セットも購入しました。

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丁寧に梱包されています。Garmin Vector程ではありませんが。ちなみに既に何度か使っているためペダルは汚れています。

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ゴツい・・・。シマノの樹脂ペダルPD-R550と比較するとこんなんです。そして覚悟はしていたんですが, とんでもない重量だ。このペダル最大にして致命的な弱点・・・

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重量測定するとなんとセットで800g弱!ちなみにPD-R550ですらセット300g。重すぎるにしても程度ってもんがあるだろ!まぁいいんだ, 重量は気にしてなかったから・・・(でもやはり持ってみると落ち込みます..)。

セット!

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自転車に装着してみた。ちょっと!ハミでてるよ!見た目でQファクターはガッツリ広がってそうな感じですがノギスを当ててみると両方で5mm以内ぐらいしか(PD-R550比較)広がってないと思います、もしくは広がっていないかも。

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ペダルは重量バランス的に絶対水平を保ってくれるのですが, アーム部分を立てるとちょうど地面を擦ることになる。(ただしフレームのBBドロップ70mm, クランク長175mmでの場合です)

ちなみにスイング機構ですが, 

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分かりますでしょうか?実は2-3mmぐらいしか可動しないので, 仰々しいアームがついていてもほとんど前後にはスイングしません。といってもクランク長は2.5mmでも激変する世界だからこんなもんが妥当なのかな。ペダルを踏むときはペダルが遠く(クランク長が長く), ペダルを持ち上げるときはペダルが近く(クランク長が短く)なります。

 

実走

こんなに重いが予想通り走行中は全く気にならない。(単に鈍感なだけかも) 短い上りでも気づきにくい, ただ長い登りは当然重い。でもどちらかというと平地走行向け, それも一定ペース向けに作られているようなペダルだと思うのでそれでいいのかと。いまのとこ1人で走る時ぐらいしかつけていないので客観的にどういう効果があるか伝えづらい。ただVista ペダルと同傾向の感触が得られる。ペダルキャッチは結構やりやすい。走行会にこれで行くとかなり人目を引きますが, テスト中なため自分でもどんな効果があるかを伝えられないというのが今のところ一番不便なところである。もしこれを使い続けるならトライアスロンバイクかタイムトライアル車にはもってこいのペダルではあると思う。高速走行でのペースが作りやすい。

 

なんか全然まとまらない記事になってしまったけど, こいつのインプレはこれから追加していこうと思っています。

 

続く